2006年12月23日

決算書に計上する未払い税金

決算書に計上する未払い税金

法人企業の決算書を作成する場合、通常は、
「現金が動いたこと」を基準に作成するのではなく、
「権利義務の発生」を基準に作成します。

売上を例に取ると、
納品して代金を回収したときに、回収した金額を計上、するのではなく、
納品して債権が確定したときに、確定した金額を計上、します。

また、決算が終わると納税が待っているわけですが、
この支払いは、今期中ではなく、新年度になります。
3月締めの法人なら、5月払いがほとんどでしょう。

そして、この5月に支払う税金も、3月締めで作成する決算書に計上します。
支払いは5月(新年度)だが、支払う理由は今期にあるから、ですね。

この辺りは、『中小企業の会計に関する指針』の28頁に、明記されています。


我々税理士は、この発生主義の考え方に馴染んでいるので違和感はないのですが、一般の方には、現金の出入りを基準にした方が分かり易いですよね、きっと。

で、その両者の乖離を埋めるべく設けられたのが、
キャッシュフロー計算書

でも、これがまた、一般の方には分かりにくい・・・。

キャッシュフロー計算書の話しも、機会を見て。


 税理士法人川中経営
  税理士・ITC 川中重司


当ブログにお越しいただき、ありがとうございます。 当ブログは、2010年8月8日より、アドレスを変更することとなりました。
ブックマークなどの登録をしていただいている方には、登録の変更を御願いいたします。


新しいアドレスは下記になります。
新しいアドレスにて、従来にも増してのお付き合いをいただければ幸いです。


従来のアドレス
http://shigeshi.sblo.jp/

新しいアドレス
http://shigeshi.kawanaka.jp/

(http://しげし.かわなか.jp
    独自ドメインでの運用となりました。)


川中は、ツイッターで時々つぶやいています。よろしければご覧下さい。
川中は、ツイッターで時々つぶやいています。よろしければご覧下さい。


posted by 鯖江の税理士 at 00:03 | Comment(2) | TrackBack(0) | 04)税理士関係
この記事へのコメント
私が見させてもらっている会社の中で、発生主義をとっているのは、全体の1/3位です。他は現金主義です。
発生主義の経理を出来る会社は、簿記の知識のある人がしっかり経理をしないと無理ですね。
そこへキャッシュフローといってもなじめない会社ばかりですよ。弱者の企業がいっぱいです(^_^;)

年末調整は最終版ですか?
31日〆の会社は来年に持ち越しですか?
自分は1社ありますよ(^_^;)


Posted by 睦月 at 2006年12月23日 21:10
睦月さん、こんにちは。

|発生主義の経理を出来る会社は・・・
まず、企業側での税額計算に障壁があるように思います。
会計事務所側で計算して伝えるのであれば別ですが。

実はこの記事、
未払い計上の際に「事業税だけ未払い計上しない」のはダメよ、
ということを書こうとしていたのでした。
(この手の決算書も、たまに見かけます。)

でも、話しがややこしくなってたので、変更しちゃいました(^^ゞ

年末調整は『これから』です。(×_×)
末日締め、嫌ですね。
新規のお客様で1社有りますが、
「受給者の収入確定は来年」ということで、
来年回しです。(^_^)b
Posted by 川中重司 at 2006年12月24日 00:22
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/2667812
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック